世界遺産・大峯の森の木で家を建てる産直ネットワークです。 納得した「木の家」を手に入れるための記録としてのブログです。
■■■ 国産材を使って住宅をつくる ■■■

■日本の森林面積〜国土面積の67%(約2500万ha)  ■針葉樹人工林〜国土面積の25%(約1000万ha)

■しかし国産材の供給量は需要の20%しかならない。戦後植林され使える日本の木はたくさんあります。

■「再生産可能な生物材料であるため永久に生産しつづけることが出来る」木を国産材をもっと使ってみませんか!

■天川村 森林組合との協働ネットワークです。
 

杉の木を使うのに、何が一番苦労するかといえば、乾燥。

木は、自分の体重の1.5倍もの水を蓄えている。これを、体重の2割くらいにまで乾かしておかないと、縮むは割れるはで大変なことになる。

1年くらいかけて、じっくり自然の風で乾かせば一番良いのだけれど、今時なかなかそうもかいない。そこで、やむを得ず人工的に乾燥させることになる。

一番普及しているのは蒸気乾燥といって、120度以上の蒸気釜の中に数日間入れておく方式。バラツキはあるけれども、何とか乾く。

これを、もっと効率よくしたものが、高周波乾燥。蒸気釜に電子レンジを足したようなもの。もう、強烈だ。
たしかに乾くけれども、なんだか木がかわいそうになる。

天川村森林組合の菊谷参事から連絡があり、この高周波乾燥機を視察に行ってきた。大和高田木材協同組合である。
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写真の赤い扉がその乾燥機。重油と電気代だけでも大変だそうだ。やむを得ないとは言え、何とかしたいものだなあ。木は乾燥して軽くなるが、気は重油とともに重くなる。

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(釜の内部)

本当は、低温(80℃くらい)乾燥や燻煙乾燥という方法もあるのだけれど、普及していないので関西圏では施設がない。河内長野にある大阪府森林組合の施設にはあるけれども、杉はうまく乾かせないそうだ。

特に、燻煙乾燥は低温であるし、木の性質もよくなるうえに、燃料が製材所の残材などだ。
木で木を乾かすのだから、理想的。関西にも施設ができてくれればいいのに。

そんなこんなで、大峯山の気を揮発させずに、水だけ蒸発させる乾燥方法は、まだまだ研究していかなくては。

どなたか、良い情報があったら教えてください。

(山岸)