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幻の天川材の家 第2号が始まります 住宅・家

09.29.2008 Trackback:0Comment:0
明月社・山岸です。
大阪市内で、天川材を使った家の第2号が始まります。

今日は木材関係の、工務店、材木店、プレカット、天川村森林組合、設計の面々が顔を揃えて打ち合わせ。

ところが、冒頭から会は荒れ模様。
木材の見積もりを出したプレカット工場が、天川村森林組合に見積もりを取っていなかった。
別のところ(どこかは言わなかった)に依頼して、天川材の証明書だけ添付するような段取りをしていたらしい。

産直というのは、木材の納期が一番難しい。
なにせ、山に生えている木を建築現場に運び込むまでには、数々の段取りがある。
だから、私が自分で采配するときは、本式の発注になる前に、だいたいの見当をつけて仮発注しておき、森林組合にシミュレーションしておいてもらう。
そうすることで、本発注になったときに、速やかに工程が進んでいく。

ところが、今回は私も初めての工務店で木造にも慣れていない。材木店も初めてで、産直なんて分からない。プレカット工場は材木店からの発注なので、直接はなしができない。

これはやばいな、と思って途中で工務店には警告をしていたのだけれど、なにせ慣れていないから、なにを警告されているのかも理解できていなかった様子。
まあ、悪意はないので仕方はないけれども、やはり、慎重のうえにも慎重を期すべきだったと反省。

で、結局、11月の初めには上棟する予定だったのが、白紙に。
再度、プレカット工場から木材の明細を出させ、それから納期を再検討ということになった。

おそらくは半月遅れくらいで行けるのではないかと期待しているが、大きな教訓になる1日だった。

工務店、材木店、プレカット、森林組合、それぞれの状態と段取りを、われわれ木の家ネットワークのメンバーが把握しておくこと。肝に銘じておきたい。

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ちょっと変わった木の話を ブログ・日記・エッセイ・コラム

09.25.2008 Trackback:0Comment:0

事務所においてあるミニコンポの音が、あまりにも寂しい。
で、お客さんのところへ行く道すがら、日本橋の逸品館というオーディオショップに寄ってみた。
小さくてマシなスピーカーでもないかな と思って店員さんに聞いてみると、良いものがあるという。

出された物は、積み木のような四角い木。
黒檀3.5センチ角に切った物。

これを、スピーカーの下に引くだけで、音が変わるという。
一個400円なり。
スピーカー1本に3個いるので、ぜんぶで2400円。
高いような安いような。

でも、スピーカーを買うことを思ったら、桁違いに安い。
逸品館も、商売にならないことをよく教えてくれたもんだ。
ありがとう。

さて、本当に効果があるのか、事務所にもどると早速試してみた。
たしか5万円くらいのミニコンポを半値近くで買ったような記憶がある。
この安物君がどこまで化けるか。

kokutan.jpg

書類棚の一番上に鎮座している小型スピーカーをちょいと持ち上げ、奥に1個手前に2個つっこむ。
ん?
なんだか、音の奥行きが出たような。

少し離れて左右を聞き比べると、なるほど全然違う。
平面図とパースの違いだ。
入れた方は明らかに音が立体的になっている。

これはすごいと感心しながらもう片っぽのスピーカーにも黒檀の下駄を履かせる。
うん。
これくらいの音が鳴ってくれれば、BGMとしては良いんでないの。
スピーカーコードを普通の電線みたいのから、ちょっとコマシなものにすれば、ばっちりかな。
逸品館さん、当分買い物はしません・・・


それはともかく、木の話。

そういえば、スピーカーの箱も木だ。
ウチのはニセモノの木だけれども、良いやつは本物の木を使った物が多い。
さらに、スピーカーの振動板というかコーンも木のものがある。

木には、柔らかさと堅さの様々なバリエーションがあり、どちらにしてもほど良い加減というものがある。
しかも、薄いコーンにまでなってしまうほど加工性がいい。
だから、音の環境でも、木はたいへん重宝な材料なのだろう。

こんなところでも、木の力を見つけてしまった。


後々のことを考えてつくる ということ 住宅・家

09.16.2008 Trackback:0Comment:0
住まいにかぎらず、マンションでも公共施設でも言えることだけれども、後々のことを考えてつくらないと、大変なことになる。

鉄塔事故:地上44mで折れ作業員4人転落2人死亡 福井

こんな鉄塔が、日本中に何本建っているのだろうか。

鉄塔だけじゃない。コンクリートのトンネルや橋桁もあぶない。

JR西日本新幹線トンネルにおけるコンクリート剥落

この記事でも紹介されている、「コンクリートが危ない」という本によれば、阪神高速の橋桁も危ないらしい。

もっと身近なところでは、ウチのマンション。
築30年を超えて、なにやら怪しげなことになってきた。
給水塔のあちらこちらから赤さびが吹き出し、鉄筋の爆裂が起きていることが確認された。

600万もかけて、応急処置をしたようだが、中性化によるコンクリートの劣化が原因なので、直したはしから別の爆裂が起きてくるのは確実。
数年後には、また大騒ぎになるだろう。

もっと問題なのは、建物本体。
定期的にペンキを塗っているから、ぱっと見には綺麗だが、中身は給水塔とあまり変わらないと思われる。鉄筋の爆裂は時間の問題か。

コンクリートのマンションで、そのコンクリートが寿命を迎えると、無残な廃棄物の固まりと化す。
解体と処分だけで膨大な費用がいる。

たいがいのマンションの積立金では、その費用はまかなえない。
ウチも例外ではない。
ということは、実は、古いマンションに住み続けると言うことは、目に見えない借金を何百万もしていることになるのである。

こういう事態が、社会全体で起きてくるだろう。
鉄塔やトンネルや、はなはだしきは原発まで。
高度経済成長期につくられた公共施設は、そろそろ寿命をむかえる。
この処分と建て替え費用は、目に見えない私たちの借金だ。
いったい、いくらになるのか、気が遠くなる。


その点、やはり木造はいい。
解体も簡単。
処分も再利用も、コンクリートの固まりに比べたら格段に楽だ。
しかも、寿命はとてつもなく長い。

今の建築基準法では、木造住宅でも基礎はコンクリートにしなくてはならないから、住宅の構造で一番寿命が短いのはコンクリートの基礎。

200年住宅なんていう商売っ気丸出しの売り文句を並べなくても、木の家は充分に寿命が長い。

まして、天川の樹齢100年の杉でつくった家は、基礎のコンクリートに「もっとガンバレ!」と叱咤激励しながら、悠久の時を刻んでいく。

 
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