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幻の天川材の家についてもう少し イベント・企画

05.31.2008 Trackback:0Comment:0
6月7日に見学会をする猪名川町の家は、樹齢200年、幻の天川材をつかった以外にも様々な工夫を凝らしてある。

構造面について、少しだけ書いておきたい。

この家は、典型的な田の字プランを踏襲している。
大黒柱を中心に、正方形が4つ並んだ形だ。

daikoku.jpg
(ピンぼけで失礼)

この大黒柱は、6寸角の通し柱。
普通に使われている4寸の柱で大黒柱にするのは、構造的にはかえって逆効果になる。

なぜかというと、四方から梁が刺さる穴があくので、柱の木はほとんど残らない。
なにかあれば、そこからポッキリいくかもしれない。

そんなわけで、この家の大黒柱は、少なくとも6寸(18センチ)ということにした。
デザイン的にはそれほど主張していないけれども、シッカリ働いている。

間取りも、ほぼ田の字になっており、囲炉裏こそないけれども、土間と続きの居間という考え方は踏襲されている。


けれども、伝統的な民家のような田の字プランと全く違うのが、この家が斜面に建っていると言うこと。
なにせ、敷地の中に平らな部分が無い。
かといって、たいそうなコンクリートのよう壁など作りたくない。

そうなると、家を段々に作るしかない。つまり、低いところに建っている部分と、高いところに建っている部分の床の高さを変えるのである。
これは、スキップフロアーと言って、階段が廊下にもなるという特徴があるので、建築家はよく好んで設計する。

この家も、廊下の少ない家になっている。
が、やってみてわかることだけれども、スキップフロアーは構造的には非常にややこしい。
私は、設計する家はぜんぶ構造計算をしているので、実感した。

田の字プランの真四角な2階建てなので、普通だったら構造的には楽勝なのだが、この家はなかなかOKにならない。
だから、計算をせずに、安易にスキップフロアーを設計するのはいかがなものかと思う。

それはともかく、そういう理由で、この家の床はJパネルという杉の構造パネルで構成されている。
構成というとすごいことみたいだけれども、要するに、これ一枚だけ。

上から見れば床、下から見れば天井、その実は構造パネル、という一人3役をこなしている。


などなど、これ以外にも、温熱環境でもちょっと面白い試みをしている。
7日が暑い日だったらいいのだけれど。

見所はいろいろ。ぜひ、見学会に来てみてください。


日時  6月7日(土) 11:00~12:30
場所  道の駅 いながわ の近く

お子さんは家の中に入場できませんので、あしからずご了承下さい。

また、セキュリティ上、ご連絡先のはっきりした方に限らせていただきますので、
①ご住所 ②お名前 ③お電話番号 ④FAX番号(ある方) ⑤メールアドレス(ある方) 
 を下記までお知らせ下さい。

追って、詳しい集合場所などをお知らせします。

連絡先  吹田市豊津町40-6-208  明月社・山岸
       電話06-6330-3700 FAX06-6720-8051
       メール info@mei-getsu.com

テーマ:家作り日記 - ジャンル:ライフ

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