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乾燥 山・森林・木

12.08.2007 Trackback:0Comment:0
杉の木を使うのに、何が一番苦労するかといえば、乾燥。

木は、自分の体重の1.5倍もの水を蓄えている。これを、体重の2割くらいにまで乾かしておかないと、縮むは割れるはで大変なことになる。

1年くらいかけて、じっくり自然の風で乾かせば一番良いのだけれど、今時なかなかそうもかいない。そこで、やむを得ず人工的に乾燥させることになる。

一番普及しているのは蒸気乾燥といって、120度以上の蒸気釜の中に数日間入れておく方式。バラツキはあるけれども、何とか乾く。

これを、もっと効率よくしたものが、高周波乾燥。蒸気釜に電子レンジを足したようなもの。もう、強烈だ。
たしかに乾くけれども、なんだか木がかわいそうになる。

天川村森林組合の菊谷参事から連絡があり、この高周波乾燥機を視察に行ってきた。大和高田木材協同組合である。
koushuha.jpg

写真の赤い扉がその乾燥機。重油と電気代だけでも大変だそうだ。やむを得ないとは言え、何とかしたいものだなあ。木は乾燥して軽くなるが、気は重油とともに重くなる。

 naibu.jpg
(釜の内部)

本当は、低温(80℃くらい)乾燥や燻煙乾燥という方法もあるのだけれど、普及していないので関西圏では施設がない。河内長野にある大阪府森林組合の施設にはあるけれども、杉はうまく乾かせないそうだ。

特に、燻煙乾燥は低温であるし、木の性質もよくなるうえに、燃料が製材所の残材などだ。
木で木を乾かすのだから、理想的。関西にも施設ができてくれればいいのに。

そんなこんなで、大峯山の気を揮発させずに、水だけ蒸発させる乾燥方法は、まだまだ研究していかなくては。

どなたか、良い情報があったら教えてください。

(山岸)

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